毛髪について

2018/03/26
liage 越谷 美容室

今日は毛髪についてご説明したいと思います!!


いきなりですが、下の写真が毛髪の構造です☆

ブログ画像毛髪構造

上図は毛髪がどのようなものでできているのかを表しています。

1本の毛髪は大きく分けると3層からなり、

1番外側をキューティクル、中間をコルテックス、中心をメデュラといいます。


<キューティクル>

みなさんご存知のキューティクルとは毛髪の一番表面を覆っている部分で毛表皮とも呼ばれ、外からの刺激から毛髪内部を守る働きやツヤを与える役割をしています。髪のウロコ状に重なりあって、層をつくっています。一度ダメージを受けると、はがれやすくなり、さらにダメージが進行すると、毛髪内部のタンパク質が流出してしまいます。

<コルテックス>

キューティクルの内側に存在し、毛髪の90%近くを占めています。毛皮質とも呼ばれます。繊維状のケラチンタンパク質(フィブリル)が集まってできており、毛髪の弾力やしなやかさ・強さに欠かせないものになります。また間充物質という柔らかいケラチンタンパク質存在し、カラー剤・パーマ剤が作用する重要な部分でもあります。

<メデュラ>

毛髪の芯にある組織で毛髄質とも呼ばれています。太毛には存在し、細毛には存在しないことが多い部分でうす。蜂の巣のような細胞が並んでいますが、その細胞には空気を通す空洞があります。その空洞に空気を含むことで、保湿機能があるともいわれています。



~ダメージとの関係性~

ダメージと関係が深い毛髪成分は「ケラチンタンパク質」。カラーやパーマ、そして紫外線など様々な要因でキューティクルがはがれ、毛髪内部のケラチンタンパク質が流出してしまいます。毛髪内部の実に70%も占めているケラチンタンパク質がなくなると毛髪はスカスカに。いわゆるポーラス毛になってしまいます。特に、コルテックス内部にはフィブリル(繊維質)と呼ばれるものが存在し、そのほとんどがケラチンタンパク質です。

つまり、ダメージを受けると流出してしまうケラチンタンパク質が、健康な髪にとって一番重要なものだということです。



liage  越谷 岡田